コミュニケーション能力も重要!
フリーランスカメラマンなら撮影スキルはあって当たり前の基本スキル。問題はそれ以外のスキルです。カメラマンに限ったことではありませんが、フリーランスになるとマルチな能力が求められるようになります。その中でもカメラマンにとって特に大切なスキルがいくつかあるのでご紹介します。
コミュニケーション能力はカメラマンなら必須
フリーランスカメラマンとして活動するにあたり、強く意識したいのがコミュニケーション力です。人物を撮影する場合、カメラマンによる現場の雰囲気作りは作品の質に直結します。クライアントがどんなイメージの写真を求めているかを知るためには、相手の要望を引き出す話術が必要です。コミュニケーションが苦手な人ほど話すことばかりに気を取られてしまいますが、本当のコミュニケーション上手は相手の話にじっくり耳を傾けるのが上手なんです。このことを意識するだけでも、人とのコミュニケーションはかなり楽になりますよ。コミュニケーション力は案件探しや人脈作りにも不可欠ですよね。相手が近寄ってきてくれるのを静かに待つだけではいつまでたっても人脈は増えないので、積極的に人とコミュニケーションをとっていきましょう。
好奇心と向上心があれば幅も広がる
カメラマンがいい写真を撮るためには、まずいい被写体を見つけなければなりません。そのためには、子どものように純粋な好奇心を持ち続けていることが大事です。もっといい写真を撮りたい!っていう向上心も常に持っておきたいですね。フリーランスは良くも悪くもひとりきりなので、好奇心も向上心も自分で意識して高めるしかありません。また、「気になることはとりあえずやってみる」というフットワークの軽さがあると、新しい何かとの出会いがあるかもしれません。
カメラ本体のことばかりに興味を向けすぎず、知らない世界にもぜひ興味を向けてみてくださいね。そうすることで、撮影ジャンルの幅をもっと広げていくことができますよ。
事務処理力は侮れない
フリーランスになるなら忘れてはならないのが事務的なこと。契約書をはじめ、見積書や請求書、領収書などの各種書類はすぐに出せるようテンプレートを用意しておきましょう。クライアントとメールでやりとりすることも多いので、ビジネスメールの基本マナーはしっかりおさえておきたいですね。確定申告の時期になってバタバタしないよう、普段からしっかり帳簿付けを習慣化しておくことも大切です。経理に関しては会計ソフトを活用すると手間が大幅に省けますよ。事務処理の効率が悪いと本業にも影響してしまうので、フリーランスカメラマンとして活動しはじめる前に基盤をしっかり整えておくことをおすすめします。